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抗加齢(アンチエージング)に効果のあるビタミンとミネラル

ビタミンとミネラルについてはきちんと理解する必要がありますが、ここでは抗加齢との関連で特に関わりの深いビタミンとミネラルに的を絞ってご説明します。


ビタミンEの再認識

ビタミンEには老化防止効果があります。活性酸素を分解し、老化の原因と考えられる過酸化脂質が作られるのを妨げる働きがあるのです。

栄養生化学の第一人者、佐藤富雄博士の著書「90日で細胞が元気になる」によると、博士がスイスの研究所に出向してビタミンEの老化防止効果の共同研究をされた際、生殖機能の低下したオスネズミに小麦胚芽油を与えたところ、本当に若返ってしまい、メスを追いかけ回すようになったそうです。

これを見た研究者たちは一斉に小麦胚芽油(ビタミンEを多量に含む)を摂り始め、博士もそれにならったとのことです。
博士は40歳になる少し前からビタミンEの摂取を始め、毎日200mg摂ると摂った年数だけ若くなる実感があった、とも書かれています。

ビタミンEは脂溶性で植物油にたっぷり含まれています。酸化しやすく熱に弱いので、サラダのドレッシングなどに用いて新鮮な素材を生で食べるのが効率的です。また、ビタミンCと一緒に摂ると、ビタミンCがEの抗酸化作用を高めてくれます。

ビタミンEは抹消血管を広げ血行を良くし、脳下垂体に指令を出して性ホルモンの代謝を潤滑にしてくれるので、女性には生理痛や更年期障害、不妊などに効果があり、男性には精子の数が増えるといいます。

ただ、最近になって米国でビタミンEの過剰摂取は有害だとの研究が報告されています。1日に400IU(267mg)以上摂取すると死亡率が10%増した、との報告がなされています。
ビタミンEを高用量に含むサプリ(合成品)の摂取には注意が必要かもしれません。

 ◆摂取の目標量 男性:8〜9mg、女性:8mg(ベーシックなサプリの選び方


ビタミンCの抗酸化作用

最もポピュラーなビタミンであるビタミンCには抗酸化作用があります。つまり老化防止効果があるのです。

ビタミンCはコラーゲンの生成に関わり、美容に効果があることは広く知られています。その抗酸化作用も強いのです。ビタミンEとの連携を前項で触れましたが、善玉コレステロールを増やし、動脈を若く柔らかい状態に保ちます。血圧を下げたり、血液をサラサラにする効果もあります。

ビタミンCにはガン誘発物質の生成を抑制したり、免疫力を正常化する作用も知られており、抗ガン効果についても多くの研究があります。


カルシウムとマグネシウムのバランス

抗加齢と深い関わりのあるミネラルがあります。カルシウムとマグネシウムです。
カルシウムは成人で体内に1kgほど存在し、骨や歯の形成に関わる重要なミネラルですが、日本人に最も不足しているミネラルだといわれています。

カルシウムの不足は骨粗鬆症の原因となるほか、内分泌のシステムが狂ったり、情緒が不安定になり、イライラしやすくなるなどの影響があります。

 ◆カルシウムの摂取目標量:600mg/日(男女とも)(ベーシックなサプリの選び方

マグネシウムは成人で体内に30gほど存在します。マグネシウムは骨や歯のほか、筋肉・脳・神経に存在し、不足すると骨組織から放出されます。このとき、マグネシウムの5倍ものかるしウムが一緒に放出されるため、余分なカルシウムが筋肉に進入して筋肉を萎縮させます。
そのため、骨粗鬆症の予防にはカルシウムと一緒にマグネシウムをバランスよく十分に摂取する必要があります。マグネシウムとカルシウムとのバランスは1対2〜3といわれています。

 ◆マグシウムの摂取目標量:370mg/日(男性)、280mg(女性)(ベーシックなサプリの選び方





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